食品機械のローラー

こちらは、食品機械のローラー部品です。

ある食品機械メーカーのお客様から、「高周波焼入れを3日でしてほしい」というご依頼をいただきました。状況をお伺いすると、ローラーの機械加工を依頼していた加工先が納期遅延を起こしており、そのため、焼入れ工程のリードタイムを短くする必要があるとのことでした。

すぐに確認したところ、高周波焼入れは納期に間に合わないが、真空焼入れであれば、3日でできるということが判明しました。そこで、工法転換を提案し、問題ないとのことだったので、真空焼入れを行いました。

また、納品分の半分にあたる約300個のローラーについては、当初の加工先が納期に間に合わないようだったので、旋盤加工も当社で行い、真空焼入れまで一貫対応いたしました。

当社では、焼入れ加工のみにも対応可能ですが、本事例のように加工から焼入れまで一貫対応しているため、リードタイムの短縮にも貢献できます。お気軽にご相談ください。